放課後は 第二螺旋階段で

「どうなるもこうなるも、なるようにしかならないのでは?」 筆者の気の向くままに書き連ねるクラシックスタイルのblogです。

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「局地戦闘機『雷電』 異貌の海鷲」渡辺洋二 隠れた怪作、海軍の陸上基地防空専用戦闘機の来歴。

Amazon.co.jp: 局地戦闘機「雷電」 (文春文庫) 戦史系の知識探求に行き詰まりを感じる昨今、気楽に読める本は何かないかなぁと積ん読の中から探したところ出てきたのがこの本です。結果から先に述べると、予想に反してリラックスして読めなかったのですが‥‥…

機械の戦いの狭間で―「海戦 〔伏字復元版〕」 丹羽文雄

海戦(伏字復元版) (中公文庫) 1942年8月初頭頃から重巡鳥海に同乗し、第一次ソロモン海戦に参加した記者であり小説家である著者による記録文学が本書である。 現代海軍の海戦とは本質的に遠洋航海であるため、ただそこにある南洋の夜明けと日没、スコールと…

「重巡摩耶」池田清 艦の生涯を俯瞰で見る。そしてソロモン海戦というサイレント艦隊決戦での決定的敗北。

Amazon.co.jp: 重巡摩耶―元乗組員が綴る栄光の軌跡 (学研M文庫) 艦これブームに乗って、積読から出てきたこの一冊を何となく読み終えました。 最後の条約型重巡・摩耶(高雄型4番艦)が建造され沈没するまでの14年間が時代背景と共に描かれています。250ペ…

3月某日 / 大刀洗平和記念館で零戦を見る

大刀洗平和記念館は大戦中の一大練習飛行場の跡地であり、九州飛行機の震電開発の拠点だった事も全面に押し出しています。建築年代が新しいためか、零戦がうまく太陽光を受けてきらきらと輝いて見える、光線にかなりこだわった配置が特徴的です。 メイン展示…

運命海戦 「連合艦隊vsバルチック艦隊 日本海海戦1905 オスプレイ対決シリーズ5」 ロバート・フォーチェック 訳:平田光夫

Amazon.co.jp: 連合艦隊vsバルチック艦隊―日本海海戦1905 (オスプレイ“対決”シリーズ)(このエントリは2011年01月11日のメモを元に製作した復刻版です) NHKドラマ『坂の上の雲』を楽しんで、戦史を知るのに最適な関連書籍の一つがこれです。編集力が高くペ…

海のリベラルアーツ教育 「先任将校 軍艦名取短艇隊帰投せり」 松永市郎

Amazon.co.jp: 先任将校―軍艦名取短艇隊帰投せり (光人社NF文庫) 1944年8月、フィリピン・マニラからパラオへの輸送任務にあたっていた 5500t型軽巡 名取 は、フィリピン東沖300マイルにおいてアメリカ海軍潜水艦の雷撃により撃沈された。救助の望めない戦…

風立ちぬ回想編 「零戦 その誕生と栄光の記録」 堀越二郎

Amazon.co.jp: 零戦 その誕生と栄光の記録 (角川文庫) Kindle 零戦 その誕生と栄光の記録 (講談社文庫) 新入りの私に対して、グループの人はみな親切だった。机はなるべく明るいところがよかろうというわけで、窓ぎわにしてくれた。ただ、夏は窓をあけてお…

人の世のまことの幸を身にあつめ 真玉と生ひし二十五の子はも 「海軍主計大尉小泉信吉」 小泉信三

Amazon.co.jp: 海軍主計大尉小泉信吉 (文春文庫) 慶應大学塾長・小泉信三の長男である信吉が昭和17年10月22日に戦死するまでの回想記。 乗艦は妙高型重巡洋艦・那智、特設砲艦・八海山丸。 小泉信吉は物質、精神、そして友人にと全てに非常に恵まれ天真爛漫…

「零戦搭乗員空戦記―乱世を生きた男たちの哲学」

Amazon.co.jp: 零戦搭乗員空戦記―乱世を生きた男たちの哲学 (光人社NF文庫) この本は私的零戦ブームにあわせて貰って読みました。 タイトルに反して哲学は特にありません。 緒戦の勝ち戦が終わって末期戦寄りのタイミングで実戦に参加した方が中心の、やや…

「零式戦闘機」 吉村昭

意識的な軍事知識補強シリーズ第二弾に加えて、私的吉村昭ブーム第二弾として読了。 私はドイツ空軍とイギリス空軍の戦いこそ頂上決戦という所から発したミリタリーファンで、太平洋戦争の航空戦は遅れた空軍同士が何かやってた位の感覚でしかなかったのでゼ…