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Amazon.co.jp:スクランブル―警告射撃を実施せよ (光人社NF文庫) かや書房から1997年に発売された『スクランブル 警告射撃を実施せよ』の2014年文庫化です。 防衛大学出身すなわち管理職中心でありながらテストパイロット資格を持ち、航空幕僚部副監察官(安…
Amazon.co.jp: 米ソ原子力艦隊―今も両超大海軍が静かな戦いを繰り広げる! (光文社文庫―ミリタリー・イラストレイテッド) これは米ソ冷戦もクライマックスに差し掛かった1984年刊行の本です。スターウォーズ計画こと SDI計画が発表されたのが1983年といえば…
Amazon.co.jp: F-14トムキャット オペレーション イラキフリーダム: イラクの自由作戦のアメリカ海軍のF-14トムキャット飛行隊 (オスプレイエアコンバットシリーズスペシャルエディション) タイトル長い! F-14最後の戦闘任務である2003年の「イラクの自由…
第二次世界大戦時は「ウラル車輌工場」と呼ばれていた事業団体が創立80周年を迎えた。戦車の名門であるが、現在商業的に主力なのは鉄道車輌である。 これから量産が始まる新鋭戦車 T-14アルマータ の性能は以下のようなものである。 交戦半径12km。これは在…
Amazon.co.jp: 局地戦闘機「雷電」 (文春文庫) 戦史系の知識探求に行き詰まりを感じる昨今、気楽に読める本は何かないかなぁと積ん読の中から探したところ出てきたのがこの本です。結果から先に述べると、予想に反してリラックスして読めなかったのですが‥‥…
知識・調査が進むにつれ、防衛省戦史研究所や三菱重工、はてはロッキードマーティン、レイセオン、ラインメタル等々がどの程度のレベル感であるのか次第に分かるようになり、歴史学的手法・科学的手法そのものを身に付けるための5〜10年程度に渡る長期の充電…
美の真髄は表皮(スキン)の内側にあり。 ━━━━━━━━━━━━━ F-15 イーグル ━━━━━━━━━━━━━ マクドネル・ダグラス F-15 イーグルは8つの世界上昇新記録を樹立しています。そのダッシュ速度はマッハ2.5以上。7Gを超える戦闘機動が可能です。すぐれた兵装制御システ…
大阪万博のようにテクノロジーが成し遂げたスペックの誇らしさが文学的な域にまで達していて美しく印象的で、Web化を行いました。 実物では文字が端正に配置されているのですが、blog上でうまく表現するのは事実上不可能です。Webサイトを画像で作ってしまう…
1/35 ロシアBMPT火力支援戦車発売元 MENGモデル(モンモデル)の紹介ページ ロシアBMPT火力支援戦車、KMT-8地雷処理装置とEMT電磁パラベーン搭載 http://www.meng-model.com/jp/index2_new.php?id=238 以上のプラモデルの説明に出てくる「電磁パラベーン」と…
国防軍潔白神話の生成 タイトルで内容の半分程度が示されている。 第二次世界大戦後の世界において、ドイツの戦争犯罪の全ては開戦直前に作られたナチス系の指揮組織 OKW(Oberkommando der Wehrmacht)(ヴェアマハト:国防軍全体)に責任があり、それもニ…
Amazon.co.jp: 第8航空軍のP‐47サンダーボルトエース (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ―世界の戦闘機エース) ヨーロッパにおけるアメリカ航空戦力を代表する第8空軍。その活動の初期を支えた P-47 部隊の活動をまとめた一冊です。 スピットファイア装備の…
Amazon.co.jp: 世界の傑作機 No.79 Pー51ムスタング,D型以降 (世界の傑作機 NO. 79)「第二次世界大戦最良の戦闘機」であり、ただでさえ高性能だった P-51B/C のさらなる改良型です。わずかな空力性能と引き替えに視界を大幅改善、4丁だった機銃を6丁に強化…
Amazon.co.jp: 世界の傑作機 No.75 Pー51A,B,Cムスタング (世界の傑作機 NO. 75) アメリカ陸軍航空軍戦略爆撃部隊がずっと求めていたのは、敵地奥深くまで届く大航続力を持つ護衛戦闘機。それを現実のものにしたのが2000km以上飛行可能な P-51B です。最強…
Amazon.co.jp: 戦略空軍 (文庫版航空戦史シリーズ (26)) この本は最近のミリタリー関心的*1に「当たり」でした。ドイツ空軍防空部隊から見ると「顔のない敵」であるアメリカ陸軍航空軍戦略爆撃部隊がいかにしてその戦力を集積し、いつどこに向けたのか、そ…
Amazon.co.jp: 英国軍艦勇者列伝 軽めの本から読書ペースを復興させようという計画の一環として本を選ぶ中、最近交流のあるイギリス海軍関係に詳しい@flowerclassさんや@hms_ulyssesさんらの影響でこれを手に取りました。 タイトルと表紙イラストは勇ましい…
空母パイロット (新戦史シリーズ) 神さま、どうかへまをやりませんように。自分の失敗のせいでなければ、死ぬことはちっとも構いませんから! T-6テキサンの海軍型 SNJ から始まり、歴史的な F6Fヘルキャット、T-33 の海軍型 T2V、極初期のジェット艦載機 F9…
Amazon.co.jp: IS‐2スターリン重戦車 1944‐1973 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ―世界の戦車イラストレイテッド) グロースドイッチュラント機甲擲弾師団のティーガーI中隊は3000mから射撃を開始した。しかし彼らの88mm砲弾は IS-2 の厚い正面装甲に跳ね…
Amazon.co.jp: 世界の傑作機 (No.76) 「MiG-21 "フィッシュベッド" 」 冷戦期の東側の標準戦闘機といえば、MiG-21 である事に異論はないでしょう。この本ではその誕生と進化の過程を知る事ができます。 中心となる記事は旧ソ連軍用機の世界的研究家 Yefim G…
Amazon.co.jp: 世界の傑作機 (No.97) 「MiG-15 "ファゴット" MiG-17 "フレスコ" 」 後退角60度の Su-7 の号を読んだので、その前世代にあたる後退角45度の MiG-17、さらにその前身に当たる35度の MiG-15 がまとめられているこれを読みました。 第二次世界大…
Amazon.co.jp: 世界の傑作機 No.85 スホーイSuー7/ー17“フィッター” (世界の傑作機 NO. 85) Su-15 フラゴンの号から続けてスホーイ設計号を読みました。 亜音速 Mig-15 の35度後退翼から 超音速 MiG-17 の45度後退翼、そしてさらなる高速を目指す流れとして…
Amazon.co.jp: 世界の傑作機 No.120 スホーイSuー15“フラゴン” (世界の傑作機 NO. 120) 積読の一番上にあったからという程度の感覚で読みました。増えすぎちゃってどこから手を付ければいいのかもう全然分からない状態なもので‥‥ 近年では推力重量比が1を優…
Amazon.co.jp: ネイビー・シールズ最強の狙撃手 ゴシップ的な邦題と異なり、原題は「American Sniper」というシンプルなもの。著者はイラク戦争においてアメリカ軍史上最多の殺害数を記録した「最強の狙撃手」であるのですが、それ以上に SEALs の一下士官…
戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫) 人は殺人をしなければならなくなった時何を考え、どう合理化するのか?を書いた本。人は殺されることより殺すことに抵抗を感じて、第二次世界大戦中発砲した兵士はわずか15〜20%、南北戦争では白目が見える…
Amazon.co.jp: 図解 ヘリコプター―メカニズムと操縦法 (ブルーバックス) Kindle 図解 ヘリコプター : メカニズムと操縦法 (ブルーバックス) ヘリ関係の仕事をしている方の話を理解するために読みました。教科書のコンパクト版といった感じで無味乾燥ながら…
GROUND POWER (グランドパワー) 2014年 02月号 [雑誌] M26パーシングの機関系を改善した M46、その砲塔を換装した M47 から離れた最初の完全戦後世代、最近注目度が高まっている冷戦戦車の初期に当たる M48パットン で一冊です。この雑誌、特集が本の90%程も…
海戦(伏字復元版) (中公文庫) 1942年8月初頭頃から重巡鳥海に同乗し、第一次ソロモン海戦に参加した記者であり小説家である著者による記録文学が本書である。 現代海軍の海戦とは本質的に遠洋航海であるため、ただそこにある南洋の夜明けと日没、スコールと…
Amazon.co.jp: 重巡摩耶―元乗組員が綴る栄光の軌跡 (学研M文庫) 艦これブームに乗って、積読から出てきたこの一冊を何となく読み終えました。 最後の条約型重巡・摩耶(高雄型4番艦)が建造され沈没するまでの14年間が時代背景と共に描かれています。250ペ…
Amazon.co.jp: III号突撃砲短砲身型 1940‐1942 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ 世界の戦車イラストレイテッド) 積読からオスプレイ世界の戦車がもう一冊出てきました!早速読み終えました!(ガルパン式語尾) ドイツ生まれの新分野「突撃砲」の中でも…
大刀洗平和記念館は大戦中の一大練習飛行場の跡地であり、九州飛行機の震電開発の拠点だった事も全面に押し出しています。建築年代が新しいためか、零戦がうまく太陽光を受けてきらきらと輝いて見える、光線にかなりこだわった配置が特徴的です。 メイン展示…
検証 戦争と気象―天気晴朗なれども波高し (銀河ウォーセラーズ) この本は id:a-park さんの影響で読みました 気象の専門家から見た戦史についてシミュレイター誌に連載されていたコラムを集成したものです。 このような形でまとめられると、電信実用化以降の…