元ヤマハ発動機テストライダーの和歌山利宏氏が、バイクが空気中を二つの車輪で走る限りは不変であろう基本的法則について書いた工学本。
これら各項についてそれぞれ大変詳しい解説が掲載されていて、1700円という価格は内容の充実度からすると素晴らしくお買い得だと言い切れます。
第1章 エンジン性能と走行性能
第2章 バイクの操縦安定性
第3章 タイヤの力学
第4章 ディメンジョン
第5章 シャシー剛性
第6章 サスペンション
第7章 ブレーキ
第8章 バイクの空力
第9章 エンジンの諸元と特性
これは1994年に書かれた本なので、当時は無くて今はある技術はどのようなものがあるのか少し気になりました。