放課後は 第二螺旋階段で

モバイルでは下部のカテゴリ一覧を御覧ください。カテゴリタグによる記事分類整理に力を入れています。ネタバレへの配慮等は基本的にありません。筆者の気の向くままに書き連ねアーカイブするクラシックスタイルのなんでもblog。「どうなるもこうなるも、なるようにしかならないのでは?」

「図説バイク工学入門」 和歌山利宏 村井真 (ISBN:4876871531)

図説バイク工学入門
Amazon.co.jp: 図説バイク工学入門

ヤマハ発動機ストライダーの和歌山利宏氏が、バイクが空気中を二つの車輪で走る限りは不変であろう基本的法則について書いた工学本。


第1章 エンジン性能と走行性能
第2章 バイクの操縦安定性
第3章 タイヤの力学
第4章 ディメンジョン
第5章 シャシー剛性
第6章 サスペンション
第7章 ブレーキ
第8章 バイクの空力
第9章 エンジンの諸元と特性
これら各項についてそれぞれ大変詳しい解説が掲載されていて、1700円という価格は内容の充実度からすると素晴らしくお買い得だと言い切れます。

これは1994年に書かれた本なので、当時は無くて今はある技術はどのようなものがあるのか少し気になりました。

自分でなんとなく思いつく1994年と2005年の違いは・・・・

  • 2スト全滅
  • インジェクションが珍しくなくなった
  • 電子制御される項目が増えた
  • スリッパークラッチ(バックトルクリミッター) (原理が分からない)
  • ユニットプロリンク式リアサスペンション(ホンダがよく宣伝しているけれど何なのかよく分からない)