放課後は 第二螺旋階段で

「どうなるもこうなるも、なるようにしかならないのでは?」 筆者の気の向くままに書き連ねるクラシックスタイルのblogです。

「マリア様がみてる 黄薔薇革命」 今野緒雪

マリア様がみてる2 黄薔薇革命 (集英社コバルト文庫)
Amazon.co.jp: マリア様がみてる2 黄薔薇革命 (集英社コバルト文庫)


学園祭の夜にロザリオを受け取って、正式に祥子の妹(スール)になった祐巳紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブウトン)の妹としての日々が新たにスタートするが、思いがけない大事件が待ち受けていた。今年度の「理想の姉妹(ベスト・スール)」賞に選ばれた黄薔薇のつぼみ(ロサ・フェテイダ・アン・ブウトン)の支倉令とその妹の島津由乃が、突然姉妹関係を解消したのだ!二人の影響を受けた少女たちが自分のお姉さまにロザリオを返す事件が相次ぎ、学園中が大パニックになるが。

病気のファンの少年にホームランを約束したベーブ・ルースのように、黄薔薇さまこと支倉令は「妹」の島津由乃に心臓手術を受ける勇気をつけるために剣道大会での優勝を誓い、それを果たし、そしてその後ロザリオを渡し復縁する。
相互依存状態→依存解消→一方が独力でものを成し相手を助ける→自立と共生へと関係が変化、という具合のあらすじかな。
第一作を読んだ時は面白いことは面白いけれど、それほど大ヒットするシリーズだという感じはしなかったのですが、この第二作を読むとなんとなく人気の訳がわかってきた。リリアン女学園という世界が広がっていく感じがたのしい。楽しいけれど記憶力が悪いわたしは手術と剣道大会以外のエピソードをあまり具体的には覚られず・・・ロザリオ返上と剣道大会以外が抜けた感想になっているのはその為。