第一部を乗り切った身には、第二部は素晴らしくわかりやすく、ちゃんと文学していると思えました。危機に陥った肉体人の思考や行動。伝言ゲームの名人「架橋者」たち。
自分が核兵器大好き怪人*1なせいか、中性子星の衝突とガンマ線バースト、そしてその後の肉体人と電子人たちの行動の展開は「素晴らしく綺麗」だと思った。*2
そして、第三部まで到達。コズチ理論の意味が絶望的にわからない。「総ては極小ワームホール」ということなのでしょうかこれは???クォークという概念自体に全然なじみが無いから手も足も出ない。
学歴的には最低の自分でも今年になって「数学は美しい」という感性を手に入れることができたので、それに合わせたチャレンジングな本として選んだ「ディアスポラ」は、読んでいて、楽しい。辛い。楽しい。