放課後は 第二螺旋階段で

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「ディアスポラ」に挑戦中2

 第一部を乗り切った身には、第二部は素晴らしくわかりやすく、ちゃんと文学していると思えました。危機に陥った肉体人の思考や行動。伝言ゲームの名人「架橋者」たち。

 自分が核兵器大好き怪人*1なせいか、中性子星の衝突とガンマ線バースト、そしてその後の肉体人と電子人たちの行動の展開は「素晴らしく綺麗」だと思った。*2


 そして、第三部まで到達。コズチ理論の意味が絶望的にわからない。「総ては極小ワームホール」ということなのでしょうかこれは???クォークという概念自体に全然なじみが無いから手も足も出ない。


 学歴的には最低の自分でも今年になって「数学は美しい」という感性を手に入れることができたので、それに合わせたチャレンジングな本として選んだ「ディアスポラ」は、読んでいて、楽しい。辛い。楽しい。

*1:化学変化で動く普通のものと全く違った原理で動作する神話的な破壊力のメカニックを、面白いと感じてしまうのです。たとえその結果が無数の死だったとしても。

*2:人メチャ一杯死んでるけど。