放課後は 第二螺旋階段で

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合唱シーンがある映画は名作 「妖星ゴラス」

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ショートあらすじ

 謎の遊星・妖星ゴラスが地球への衝突コースにあると理解した科学者たちは南極に巨大ロケットエンジンを建設、公転軌道を移動させることで回避する。

感想

 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 公開に備えて東宝特撮見たシリーズのひとつ。

 特撮ファンの間で非常に有名な作品なのだが、物語性は薄いのでほとんど言うことがない。

 ただ、作中の宇宙パイロットたちが軍歌を合唱するシーンが印象に残っている。音楽を題材にしていないにも関わらず合唱シーンがある映画は登場人物たちの団結が感じられて名作である。

 終盤には妖星ゴラスを避けるために地球を動かした結果海水が寄ってしまって津波が起こるシーンがあり、これが2012年に生きる日本人から見て非常にリアリティを感じるものであった。波ではなく海水位の急速上昇として製作されている。

 そんな大災害の直後に明るく「計画的に東京を作りなおそう!」とニコニコ会話しているのは割り切りが良すぎて笑えてしまう。それができれば社会の再構築に苦労はない!だがそれが戦後という時代であろう。