放課後は 第二螺旋階段で

「どうなるもこうなるも、なるようにしかならないのでは?」 筆者の気の向くままに書き連ねるクラシックスタイルのblogです。

深入りしてはならない―機動戦士Vガンダム 第4話「戦いは誰のために」

■ストーリー

 電子装備を求めるリガ・ミリティアの人々は、ウッソ家の地下で広大なコンピュータルームとシミュレータを披露されるのだった。これにより彼がモビルスーツを操れたのは一人で訓練を行っていたためであると分かる。

 その後再びイエロージャケットと接触したリガ・ミリティアであるが、ここでウッソは初めて敵をひとり殺すことになる。

「爆発はしなかったけど‥‥!」

 ショックを受けても敵はまだもう一機。今作では人を殺したという感傷に浸っている暇などないのである。

■コメント

 この世界で銃を取りゲリラへの道を選ぶ重みがよく分かっていないのはウッソただ一人である。気がついた時には取り返しが付かない所まで深入りしてしまうのであろう。このギャップと先行きへの不安感が魅力的だ。

 移動するリガ・ミリティアの人々に対し「カサレリアから離れなければ生きていける」と語るシャクティの地に足が着いた強さと、それに対しぐっと感情を殺し流されるままに旅立つカテジナが対比となっており、今後続く要素となるだろう。

■断片

  • シャクティの棒読み演技はまるで全てが他人事のようだ。作品世界に対する目線として絶妙なところを突き、人々の誤りを冷静に見つめている。演じるのは黒田由美である。
  • ザンスカールパイロット・サバト少尉と僚機の会話は無線が通じているのかどうか分からない程に噛み合わないが全く外れてもいない。いわゆる典型的な富野語だ。
  • 今回の死亡者のサバト少尉というネーミングが大雑把である。声は子安武人


赤軍ゲリラ・マニュアル
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