放課後は 第二螺旋階段で

モバイルでは下部のカテゴリ一覧を御覧ください。カテゴリタグによる記事分類整理に力を入れています。ネタバレへの配慮等は基本的にありません。筆者の気の向くままに書き連ねアーカイブするクラシックスタイルのなんでもblog。「どうなるもこうなるも、なるようにしかならないのでは?」

2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の監督として庵野秀明以外の人物を重視した理由は…

このエントリの続き。 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』自分語りと思い出要素込みで細かめの感想 - 放課後ハ 螺旋階段デ 『トップをねらえ2!』の第3話では、チコ・サイエンスのバスターマシンが、万能感に裏打ちされた意志の力で放つ必殺技エキゾチックマ…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』キャラ別の感想

アングルを少し変えて感想もう一つ。 シンジさん 碇シンジはファンからの愛称がシンちゃんからシンジさんに変わるくらいの男前っぷり。 分からないことの分からなさを把握して、答えをきちんと出そうとしていて、悩むことそのものの重みが無くなっている。 …

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』自分語りと思い出要素込みで細かめの感想

この映画を楽しんだ自分が楽しいくらいの状態。 誰でもここまで面白いわけじゃないヱヴァ破・属人性のある楽しみ方 最低限でもTVシリーズと旧劇場版に嵌って消化した感がないと劇中で何が行われているのか分からないと思います。 それは当然として、別系統を…

公開開始から数日後に見た「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」のメモは約三週目の今1万6000字

1post 140字までの twitter 基準にならすと、上映時間中1分に1回投稿しても追いつかないくらいの分量。 道理で見ていて疲れたわけ…

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を公開直後に見たら真っ直ぐ歩けなくなった

べらぼうに面白かった。 あまりにも面白すぎて正常な判断力は失われた。 凄すぎて感心、感心の限界を越えて笑い、笑うべきでない場面ということに耐えきれず泣きそうにまでなった。 映画館じゃなかったら感嘆の声が出ていた。 拍手は無かったけれど。しなか…

2009年最初に見た映画は『鉄コン筋クリート』だった / 00年代末の松本大洋ブームと私

2008年年末年始の騒ぎが一段落して眠りについたぼくが、2009年1月1日の深夜になって目覚めて何となくテレビをつけたとき放送されていたのが『鉄コン筋クリート』でした。 劇場で公開されていた頃*1は、見れば間違いなく傑作と分かりつつも、知人が制作に関わ…

読書する女

主人公の女の仕事は依頼人の家で本を朗読すること。依頼人は自分で本を読まないだけあって、少し変わった人ばかり… 緑の部屋と病院服、赤の部屋と撒かれる花びら、白の部屋とヴィクトリア調の幼女、そして真っ青な服を着ている読書する女…色彩センスのいい画…

「ゴッテスマン教授とインドサイ」 ピーター・S・ビーグル

「並はずれた、というのが他のひとにとってどういう意味かはわからないけれど」 サリーはいつも、がんこにこう返す。 「わたしにとっては、それはある意味でユニークということだわ。そして、ガス、それはまさにあなたよ。あなたはこの街にも、大学にも、こ…

何故私のblogが止まったのかという話

id:mekpsyさんが書かれた「書くと自分が削られる感じがする人」という話について、一段細かめに回答です。 自分の文化的蓄積が貧弱なことを実感した。 「広さ」が致命的なほどに欠けている。 お盆の上に砂山を盛っていくことで能力向上を表現する例えで言う…