放課後は 第二螺旋階段で

モバイルでは下部のカテゴリ一覧を御覧ください。カテゴリタグによる記事分類整理に力を入れています。ネタバレへの配慮等は基本的にありません。筆者の気の向くままに書き連ねアーカイブするクラシックスタイルのなんでもblog。「どうなるもこうなるも、なるようにしかならないのでは?」

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「『ガンダム』の家族論」 富野由悠季

「ガンダム」の家族論 (ワニブックスPLUS新書)作者:富野 由悠季発売日: 2011/04/15メディア: 新書 家族とは無償の愛と安らぎを与えてくれるものなどではない。家族とは運命に導かれて偶然めぐり合った者同士であり同質性など無く必然的にぶつかり合うものだ…

ミクロからマクロへ・編成で読むマルチアングル化された個人戦記

先のエントリのように個人戦記の筆者がどの部隊に加わっていたのか記録すると、戦記と戦史さらに他の個人戦記が立体的に組み合わさって相乗効果で読みの厚みが増してなかなか面白いです。 今回はろ号作戦、空母乗員の乗り合わせ、第343海軍航空隊の構成員に…

「零戦搭乗員空戦記―乱世を生きた男たちの哲学」

零戦搭乗員空戦記―乱世を生きた男たちの哲学 (光人社NF文庫)作者:坂井 三郎発売日: 2006/11/01メディア: 文庫 この本は私的零戦ブームにあわせて貰って読みました。 タイトルに反して哲学は特にありません。 緒戦の勝ち戦が終わって末期戦寄りのタイミングで…

男たちの挽歌 英雄本色

内部にいる限りはユートピアのようなヤクザ社会も、法を破って無茶を通していたからには一般社会にもう戻れない。それでもカタギになろうとすると、一体どれほどの犠牲を払うことになるのか。人の命、そしてプライドである。 これって最近、深夜アニメで見た…

「零式戦闘機」 吉村昭

意識的な軍事知識補強シリーズ第二弾に加えて、私的吉村昭ブーム第二弾として読了。 私はドイツ空軍とイギリス空軍の戦いこそ頂上決戦という所から発したミリタリーファンで、太平洋戦争の航空戦は遅れた空軍同士が何かやってた位の感覚でしかなかったのでゼ…