ようこそ。ソロリティへ。ようこそ、伝統あるソロリティハウスへ。
私はこのソロリティハウスを愛します。美しいものを愛します。誇りあるものを愛します。
いえ、愛したいと思います。美しいものを、誇りあるものを、真実価値あるものを愛したいと思います。
愛せるだけの自分になろうと思っています。いつか自分をそこまで高めようと思っています。
誇りは持とうと思わない限り持てません。
しかしながら、私はその私が誇りを持てるだけのものかどうかはいつも疑っています。
迷っています。時には、捨ててしまいたいとさえ思うことすらあります。
でも、持とうと思わない限りもてないことを私は知っています。だから私は持とうといつも思っているのです。
どんなことがあっても……。
ソロリティメンバーズの皆さん。その気持ちがある限り、私はソロリティを続けます。
ひとりになるのなら、なお私はソロリティを続けます。
では、ごゆっくりとお茶を…