Amazon.co.jp: マツダ・ロータリーエンジンの歴史
NSU社との技術提携で開発を開始し、シーリング改良に苦労しつつ「コスモスポーツ」を開発し実用化、全車ロータリーエンジン搭載を目指す時代の到来、オイルショックでの販売苦戦、環境対策技術向上するも燃費が悪く売れず、スポーツカー用エンジンとして復活し、ルマン24時間耐久レースでの参加可能最終年での勝利、新型エンジン搭載の「RX-8」の発売‥‥
という具合にタイトル通りマツダのロータリーエンジン改良史と搭載車開発史を一つ一つ詳細に網羅した本。
ロータリーエンジンの改良の内容や搭載車両の特徴がそれぞれ具体的に書かれており、バンケル式ロータリーエンジンに関する一般向け本の決定版といえるくらいの内容で、読み終えた時はちょっとした達成感があったりなかったり(笑)
グランプリ出版の機械本は読み甲斐があるものが多くて全般的に良い。