放課後は 第二螺旋階段で

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「回転木馬のデッド・ヒート」 村上春樹

回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)
Amazon.co.jp: 回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)


東本昌平のバイク漫画「キリン」の1〜4巻に収録されている第一部「Point of no-return!」の元ネタだと書かれているのを見て読みました。
人生の折り返し点を過ぎようとしていると考える35歳の男の話「プールサイド」がそれで、表現や主人公の思考が本当にそのままで驚き。「俺は老いているのだ」と。バイクは出ないけど。



村上春樹の小説って読んでいる間は違世界を見るのが面白いけれど、読了後は今のは一体何だったというのか分からない気分になってしまいます。