2005-04-03 ■ ニュース・時事 次のローマ法王を選出する際には「コンクラーベ」という儀式が行われる。 コンクラーベとはラテン語の「cum clave」(with a key の意味)に由来し、会議を行う部屋には鍵が掛けられ、新しい教皇が決まるまで枢機卿は部屋に閉じこめられ、食事も睡眠も礼拝堂内で行うことになる。そのためにこの名称がついた。 この習慣が始まったのは、1271年。教皇選挙を速やかに行うことが、当初の目的であった。 ちなみに 日本の「根競べ」がこの儀式に由来することは言うまでもない。