「デスペラード」の監督ロバート・ロドリゲスのデビュー作となった、予算わずか7000ドルの自主制作哀愁アクション映画。
主役の俳優は「デスペラード」で振ると弾が入るギターケースマシンガンを撃っていた人。
予算があまりにも無さすぎて、他の「マリアッチシリーズ」の大暴れの元になった作品なのにかなり寂しげな南米の田舎の雰囲気。
それでも、お金がかからない画作りの早送り・スローの使い方やアングル等は普通にカッコ良くて、この作品の後に大金を貰って続編を豪華に撮れた訳はよく分かったけど、単体で見て面白いかというと地味過ぎてあまり・・・
シュールなくらいの超高速で電話をかける宿の店主と、ボスからコケにされていて顔でマッチを擦られていた悪党の子分がラストで主人公に殺されたボスの顔でマッチを擦る場面はなんか好き。