放課後は 第二螺旋階段で

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ミステリが苦手な自分でもなぜ「星を継ぐもの」シリーズを面白く読めるのか。メモ

 自分と同世代くらいのオタク系な人はSFでなくミステリを好む人が多い気がするけど、ぼくはSF派。
 ミステリは、世界描写を小二病的に「スゴーイ!」とか「カッコイイ!」とか「キレイ!」って楽しむ直球の感覚が好きな自分から見ると絵的に地味そうなのと、通読してオチを見ないと面白みが分からなさそうなのが面倒くさいと思っていて、敬遠気味なので。。。
 その自分がミステリ要素を多く含む星を継ぐ者を楽しく読めた理由は

  • 細かめの疑問が現れては解決していき理解の気持ちよさを切らさず、それらが繋がって大きな流れが見えてくる構造。
  • 疑問それぞれの解答がメカニズム的に納得でき、必然性があるものばかりに見える。必然性がないと「スゴーイ!」と思う前に「ホントにそれでいいの?」って思いがち。

 箇条書きにしたら沢山出てくるかと思ったけれど、案外僅かだった。