放課後は 第二螺旋階段で

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機動戦士ガンダムテレビシリーズ全部を見てからの映画三部作

第一部

見ていません。

第二部

 絵の殆どはテレビシリーズと同じものなのに、台詞の差し替えや重要シーン(時間的にはごく僅か)の描写変更で話のニュアンスが随分と違っていて驚いた。
 特に「ニュータイプ概念」は、テレビシリーズだと末期に登場し、その後十分に説明する間もなくシナリオが終了してしまうくらいなのに、映画だと中期の初めあたりから登場してずっとシナリオに関わってきている。


 あと、マチルダさんのエピソードや描写の比重が大幅に増えていた。その効果で、テレビシリーズだと「いい人らしいんだけどなんか死んじゃった」って程度だったのが、映画だと「死んでしまった・・・そんな・・・」という感覚になる。

第三部

尺そのものが根本的に長い感じ。テレビシリーズ末期の駆け足をじっくりと。

間のコーナーについての話

  • 富野由悠季インタビューは雑誌や関連書籍で見たものとだいたい同じ具合の話。自伝本の「だから僕は・・・」にも出てきた、富野父が作っていた与圧服の写真や、子供の時に描いたロケットの絵が見られたことが嬉しかった。
  • 板野一郎によるアクションシーンの面白み解説は、自分が漠然と考えていたことを上手く言語化したものと思える内容だったので、「見方が間違ってなかった」とはっきりできてホッとするような気分に。