放課後は 第二螺旋階段で

筆者の気の向くままに書き連ねアーカイブするクラシックスタイルのblog。カテゴリタグによる分類には力を入れております。ネタバレへの配慮等は基本的にありません。「どうなるもこうなるも、なるようにしかならないのでは?」

鬼頭莫宏の「ぼくらの」がアニメになるらしい

http://bokurano.jp/
 「なるたる」がアニメになっていたことを知ったときは驚いたけど、このアニメ化にも驚いた。好きだけどそれほど人気がある作品だとも作家だとも思わなかったので……
 初めから「ルール」がネタバレしてるのは良いのかな。序盤のエピソードは「ルールが見えてくる面白さ」が結構前面に出ているから、どう話を進めていくのか気になる。


 この著者の長編漫画は全体を通してみるとミステリ的なつくりをしていて

  1. 人物と舞台登場
  2. 事件発生 ←以前の「なるたる」アニメはここで終わってしまった。これだとただ非道いという印象が強く残ってしまう。
  3. 捜査と推理
  4. 「容疑者」が上がりだす ←「ぼくらの」原作は今ここ。
  5. 犯人とトリックの確定
  6. 解決
  7. その後

 こんな感じで初めからラストまでカッチリ決まっていて、今はラストまで幾らか距離があるから、ちゃんとしたものになるのか不安。
 本流のシナリオを最後までうまく通せなかったとしても、「一度の戦いのために死んでいく子供たち」という連作短編的な面で楽しめるかな?


最近のアニメやドラマは何のために作られる?

 富野由悠季が「ガンダムが作られた当時のロボットアニメはオモチャ屋の30分コマーシャルフィルムでしかないという感覚があって、それだけで終わるのは嫌だった」と言っていたけれど、それと同じように(?)、原作付きばかりの最近のアニメやドラマはDVD屋や漫画出版社のための30分や60分のコマーシャルフィルムとしての側面が強くなっているのではという気がします。
 この場合、「オモチャ」と違って「お話」としての面白みで商売しているから見ていて楽しくはあるけれど、同じ話が何度も何度も再生産されるということには割り切れないものを感じたり。
 どこかが確実に儲けられるシステムじゃないと金がかかる作品は作れないってことくらいは分かってますけど、それでも。