「おい、プリスキン」「スネークと呼べ」
「おい、スネーク」「プリスキンと呼べ」
大災害で孤島となり、独裁国家アメリカに対する反乱勢力の無法拠点になったロサンゼルスへ、最終兵器のコントローラを持った大統領の娘が入ってしまった。伝説的ヒーロー、スネーク・プリスキンはその奪還と救出に単独で向かう!
主人公の名前でも分かるように、「メタルギアソリッド」が好きな方は必見。元ネタになったもののなかでも特に大きな割合を占めている作品です。
潜水艦で孤島になったロサンゼルスにたどりついた直後に起きる事件のシーンのカット割り、薬で意識が混濁したときの画面効果、無線の演出、敵に捕まるスネーク、有無を言わさぬ始まり方、ラストにとる行動は特に「メタルギアソリッド」そのもの。
- ロサンゼルスに神の鉄槌が下されるという予言、予言通りの大地震発生、ロサンゼルス孤島に、混乱に乗じてアメリカ終身大統領誕生、アメリカ合衆国は独裁国家へ、孤島になったロサンゼルスは政治犯強制収容所に、無法地帯となったロサンゼルスに革命家出現、大統領の娘は革命家に同調しそこに行った、過去に大統領を救出した英雄スネークは制限時間内に単独で娘の救助に向かわなければならない、という状況説明に10分もかけないくらいの駆け足ぶりは笑えるほど素晴らしい。突っ込む暇を与えず「兎に角こうなってるから!」で割り切らされてしまう。
- 人の名前を病的に覚えられないぼくでも知っていて好きな俳優のスティーブ・ブシェミは、この映画でもいいキャラしています。一言でいうと「狐」
- 画像を出すためにAmazon内検索したら、DVDだけで8つもバージョンがあって何がなにやら・・・・・・