「ウテナ」が好きなひと、好きになった人に以下のサイトをお勧めします。
ぼくにとってもお気に入りの作品なので現在読中。
2007年4月で10周年を迎える、アニメ『少女革命ウテナ』に関するあれやこれや。
当時のインタビューや対談、解説など。
作者による解説から出てきた感想
- 映画版に出ていた及川光博王子の演技の不自然さは作品内容に最適で素晴らしいキャスティングだと思っていたけれど、それは偶発的なものだった?
- 不自然さがいいと思って起用したとしても、そんな野暮なことを言えるわけがないのでそういったコメントが無いのは当然か。
- 「どう描くのか」というところでは極端に先鋭的だけど、それを解いて「何を描くのか」を見ると「普通の話」で、それがきちんとコントロールされているのにあらためて感心する。
- 「普通の話」というのは昔話や伝説や古典になっているような、長い時間を耐え抜いた普遍性のある物語とそれを構成する分子をさしています。
- 「ウテナ」なら「ビルドゥングスロマン」に分類できる。できてしまう。
- 「普通の話」というのは昔話や伝説や古典になっているような、長い時間を耐え抜いた普遍性のある物語とそれを構成する分子をさしています。
- 「倒錯」や「錯誤」が必然性をもって「普通の話」に組み込まれたのが凄い。
(この項は読み進めるにつれ少しずつ伸びます)