放課後は 第二螺旋階段で

筆者の気の向くままに書き連ねアーカイブするクラシックスタイルのblog。カテゴリタグによる分類には力を入れております。ネタバレへの配慮等は基本的にありません。「どうなるもこうなるも、なるようにしかならないのでは?」

「松本零士・戦場漫画クロニクル」 シリーズファンならリファレンスとして手元に置きたいファンブック。

 
 単行本未収録作+著名人インタビュー+エピソードコンプリートガイドの公式ファンブックです。

 インタビューは新谷かおる・板橋克己・小島秀夫出渕裕出渕裕の「ファンタジックなイマジネーションと、成長の描きようがない強い信念を持った個人がそれを貫き通す様を描く短編ならではのドラマである」という趣旨の表現が端的で印象的でした。

 ガイドにより自分の好きだったエピソードは『成層圏に鳴くセミ』『ベルリンの黒騎士』『わが青春のアルカディア』『アクリルの棺』『鋼鉄の指輪』だと分かりました。1990年代当時でもかなりのクラシックマンガを読んでいる感がありましたが、実際1970年代作品であるとも判明。