第二次世界大戦時は「ウラル車輌工場」と呼ばれていた事業団体が創立80周年を迎えた。戦車の名門であるが、現在商業的に主力なのは鉄道車輌である。
これから量産が始まる新鋭戦車 T-14アルマータ の性能は以下のようなものである。
- 交戦半径12km。これは在来型の T-72・T-80・T-90の3.5kmの3倍以上にも達する。
- 主砲の APFSDS の貫通力はRHA(均質圧延装甲板)換算で1000mm。
- 主砲は125mmと152mmの2種類。
- レーダーに発見されにくいステルス性を持つ。
- レーザー照射を受けると自動的に煙幕を発生させる。
- アクティブ防御システム「アフガニト」はカメラとレーダーにより、対戦車ミサイル・ロケットのみならず敵戦車のAPFSDSさえも迎撃して破壊する。
- 最高速度は90km/h。
この報道に関する私感
異次元的なまでにすさまじい性能が躍っています。レオパルト2A6をも圧倒する砲戦スペックに関しては「そう主張しているからそうなんだろう」以上の感想を持つことができていません。あと数年は検証不能であると考えているためです。
10kmをゆうに超える非常に長い交戦半径について「誘導砲弾を高仰角で発射するのに近い特殊な砲発射ミサイルが使われているのではないか?」という予測を見かけました。