私にとって対象外な感じだった『マクロスF』が急激に面白くなってきましたキラッ☆
きっかけは第12話「ファステスト・デリバリー」
暴動の混乱の最中にヒロインたるランカ・リーが到着!
「みんな!抱きしめて!銀河の果てまでぇっ!」
不安定なマクロスのキャノピを開けて、揺らぎながら立ち上がって歌が始まる。
「♪水面が揺らぐ 風の環が広がる」
『星間飛行』を歌い出すときののふらつき、アイドルとして名前を背負ってデビューする時の不安感が出ていてとても良いです。
ゼントラーディ軍指揮官のおじさまは歌を聴いて「ご存じないのですか?彼女こそ超時空シンデレラ☆ランカちゃんです!」と解説。
兵たちは見とれて「デビューライブ、行けないと思っていたのに…!」
これにて暴動鎮圧完了。
歌の興奮が高まったところでランカちゃんのキメ台詞「'ヘ、,,ノ - ヮ ゚ノノ キラッ☆」そして星の漫符が散る!ここで兵は皆一斉に銃を落とす!このタイミングはあまりにも見事すぎてもはや完全にギャグ。
思わず鼻血を出して倒れるゼントラーディ兵。ヤック・デカルチャー!
ゼントラーディ人はアイドルが好きすぎる。もう限界だと思った☆
一般的には、行きすぎた急展開や1つのちょっとした行動で大きな問題を解決する手法は良くないと言われていますが、今作の場合は展開があまりにもくだらなさすぎて非シリアスで面白おかしいものだから、文字通り笑って許せてしまいました。
作品への興味がほとんど無かったのに、キャラソンの『星間飛行』を買ってしまうところまで一気に進んでしまいましたよ。
デウス・エクス・マキナとカタルシスの混同?
このエントリタイトルではデウス・エクス・マキナと書きましたが、ランカは今までのシナリオで相当下積みをしているようなのでこの表現は恐らく誤りでしょう。