放課後は 第二螺旋階段で

モバイルでは下部のカテゴリ一覧を御覧ください。カテゴリタグによる記事分類整理に力を入れています。ネタバレへの配慮等は基本的にありません。筆者の気の向くままに書き連ねアーカイブするクラシックスタイルのなんでもblog。「どうなるもこうなるも、なるようにしかならないのでは?」

機動戦士Vガンダム(1993)

再会、母よ‥‥―機動戦士Vガンダム 第24話「首都攻防」

■エントリ概要 人は暴力よりも優しさに服従するのであろうか。 ■ストーリー ウッソたち一行はザンスカールの首都でスージィとカルルマンたちに再会する。そしてここでシャクティは母子として指導者マリアと再会している事を知らされる。かれらは再会場所のア…

F91の遺産―機動戦士Vガンダム 第23話「ザンスカール潜入」

■エントリ概要 Vガンダムはヨーロピアンなトータルデザインと優しさからの人類社会全体の破壊と再生という思想性の両面でF91における積み残しをかなり回収している。 ■ストーリー ウッソたちはアイネイアースの周りに電流を流したワイヤを張り巡らせ、レーダ…

大人の背を越える―機動戦士Vガンダム 第22話「宇宙の虎」

■ストーリー 戦闘力を失ったスクィードの周辺空域を哨戒飛行中、ウッソとジュンコは生身の敵兵を発見する。かれはウッソが射撃をためらっている間に白旗を上げようとするのだが、それより一瞬速くジュンコ機のビームライフルが命中する。本来情けをかけてい…

ひたすらの突撃―機動戦士Vガンダム 第21話「戦略衛星を叩け」

■ストーリー リガ・ミリティア連邦連合艦隊によるカイラスギリーへの突撃が続く。 二機一組で行動するウッソとジュンコは、両者ともに安全マージンのない攻撃的戦闘スタイルであるが、敵機をうまく撃墜できない。 ウッソは「いつもの覇気はどうしたの?」と…

少年兵は大人と子供の隙間にある―機動戦士Vガンダム 第20話「決戦前夜」

■ストーリー カイラスギリーの対地球艦砲射撃が始まるのをただ待つばかりの現状を打破するため、戦力的に劣るリガ・ミリティアのリーンホース隊と連邦軍のガウンランド隊は、ウッソの提案によりハイランドのマイクロウェーブを使った対人阻害攻撃を開始する…

貴種流離譚へ一歩進むアドレナリンハイ―機動戦士Vガンダム 第19話「シャクティを捜せ」

■ストーリー リーンホースを修復するオリファーたちは損傷箇所に残された哺乳瓶からシャクティたちが行方不明になったことを知り、ウッソはヤナギランの種を見つけて確信を深める。 宇宙に放り出されたシャクティたちは、戦闘空域であるためザンスカール部隊…

大人に失望する―機動戦士Vガンダム 第18話「宇宙艦隊戦」

■ストーリー リガ・ミリティアは300kmを越える大型太陽光発電衛星ハイランドに駐留し宇宙服の酸素など各部を点検整備する。ザンスカールがこの衛星を占領していたのはカイラスギリー方面に送電するためではないかと予想されている。 ここにクロノクルの艦隊…

総括、ポアの始まり―機動戦士Vガンダム 第17話「帝国の女王」

■ストーリー 宗教的国家ザンスカールの中心マリアに謁見するドゥカー・イクは、カガチの考えた戦艦に「若干の改良を加えた」バイク戦艦モトラッドの開発を説明する。これほどの力を見せれば人々は戦わずして降伏し平和裏に事を進められるというのである。 な…

狂気を自覚する―機動戦士Vガンダム 第16話「リーンホース浮上」

■ストーリー 地球は雨のジブラルタル。リガ・ミリティアの巡洋艦リーンホースが宇宙タグボートに牽引され上昇を始めようという所にザンスカールはドゥカー・イクのモビルスーツが水中から忍び寄る。 「バイク乗り魂を見せてやる!」 潜水型のモビルスーツを…

生命の場ではない宇宙へ―機動戦士Vガンダム 第15話「スペースダスト」

■ストーリー マスドライバーのチケットを確保し、ウッソは両親を探すため、マーベットはジン・ジャハナムと接触するために宇宙へと上がる。シャクティはどういう訳かあくまでもカサレリアに残ると云うのだが、内心では自分も宇宙に上がる事を確信しているの…

命を預ける信頼―機動戦士Vガンダム 第14話「ジブラルタル攻防」

■ストーリー 地上でのリガ・ミリティアの動きに協調するかのように、宇宙では連邦軍がカイラスギリー艦隊に対する攻撃を開始した。これにより連邦軍全体とザンスカール帝国の対立は戦争状態へと発展する。 この頃、ジブラルタルのマスドライバー公社庁舎にお…

魂の埋め合わせ―機動戦士Vガンダム 第13話「ジブラルタル空域」

■ストーリー 人類の共有財産であるマスドライバーが配置されているアーティ・ジブラルタル空港はこの時代における中立地帯である。 ここにリガ・ミリティアとベスパが集結する。 ジブラルタル政府の指導者マンデラはウッソの両親と知り合いで、彼らは子供を…

生まれついての役割―機動戦士Vガンダム 第12話「ギロチンを粉砕せよ」

■ストーリー ジブラルタルへの編隊飛行中、ウッソはコアファイターのキャノピーに貼り付けた鏡に発光信号を見つける。中立の宇宙引っ越し公社を装った輸送機の所属確認のため、ベスパ機が飛来したのだ。翼の把手に捕まっていたガンイージは反対舷に隠れる。…

狂信者―機動戦士Vガンダム 第11話「シュラク隊の防壁」

■ストーリー 地点DDに連邦軍の輸送機が待機してはいたのだが、彼らはガンイージとヴィクトリータイプをアイルランドまで運ぶこと以外は頭にないのだった。この士気の低い輸送機パイロットの愚痴で偶然、戦争そのものがウッソの父ハンゲルグ・エヴィンにより…

善良さに縛られる―機動戦士Vガンダム 第10話「鮮烈!シュラク隊」

■ストーリー リガ・ミリティアの各部隊は歌謡大全集のカラオケディスクに埋め込まれた暗号を元にドレスデンと対称の位置にあたる地点「DD」への集結を開始する。 一方ザンスカール側もキャラオケが趣味の指揮官デプレがこのデータを解読し、ドレスデンに移動…

帰る場を失う―機動戦士Vガンダム 第9話「旅立ち」

■ストーリー クロノクルは故郷カサレリアを離れるカテジナに街を一目見せるのを兼ねて航空偵察に出るのだが、そこで煙が出ている家を見つけてしまうのであった。 これがウッソとシャクティの小屋である。 着陸したクロノクル、カテジナ、偵察から帰還したウ…

力が導かれない―機動戦士Vガンダム 第8話「激闘!波状攻撃」

■ストーリー 「オイ・ニュング伯爵はギロチン台にかけられて、ウッソは、いてはならない所にいる自分を見つけていた」 ギロチンの悪夢にうなされるウッソはカサレリアに逃げ帰ろうとする。だがリガ・ミリティアの人々はニュータイプの才能を惜しんでそれを引…

「良識ある人」とは何か―機動戦士Vガンダム 第7話「ギロチンの音」

■ストーリー カサレリアの森で静かに暮らすシャクティとカルルマンの元にバイクの音が響き渡る。イエロージャケットの本隊から捜索に派遣されているバイク乗りのドゥカー・イク大尉の部隊である。 彼らがクロノクルを回収している頃、ウッソたちはリガ・ミリ…

騎士道を持つ人―機動戦士Vガンダム 第6話「戦士のかがやき」

■ストーリー 空襲に来たワタリー隊を迎撃するウッソのコアファイター。 リガ・ミリティアの対空砲による支援を受けて時間を稼ぎ、ハンガーとブーツを装備してガンダムの姿となり撃退に成功する。 この交戦の最中、ワタリー隊には機体損傷による墜落の恐怖か…

機動戦士Vガンダム 第5話「ゴッゾーラの反撃」付 デーヴ・グロスマン「戦争における人殺しの心理学」

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)作者:デーヴ グロスマン発売日: 2004/05/01メディア: 文庫 人は殺人をしなければならなくなった時何を考え、どう合理化するのか?を書いた本。人は殺されることより殺すことに抵抗を感じて、第二次世界大戦…

殺意の距離感―機動戦士Vガンダム 第5話「ゴッゾーラの反撃」

■ストーリー Vガンダムを操るウッソはその細やかな操縦技術でオデロたちをからかう。これは年相応の他愛のなさであるが、素晴らしい才能の証明でもある。機体の搬送先のリガ・ミリティアの工場でも皆がウッソの才能を信じている。 このまま部隊に戦力として…

深入りしてはならない―機動戦士Vガンダム 第4話「戦いは誰のために」

■ストーリー 電子装備を求めるリガ・ミリティアの人々は、ウッソ家の地下で広大なコンピュータルームとシミュレータを披露されるのだった。これにより彼がモビルスーツを操れたのは一人で訓練を行っていたためであると分かる。 その後再びイエロージャケット…

冷酷無比―機動戦士Vガンダム 第3話「ウッソの戦い」

■ストーリー 燃えるウーイックの街を遠目に見て駆けつけたウッソを待っていたのは、イエロージャケットのマシンに対するレジスタンスの憎しみの決死攻撃であった。このウッソの恐怖さえもイエロージャケット兵が操るゾロが行った殺戮により塗りつぶされてし…

本来の第1話―機動戦士Vガンダム 第2話「マシンと会った日」

HGUC 1/144 LM312V04 ヴィクトリーガンダム (機動戦士Vガンダム) ■ストーリー 「こんなもののパイロットにさせられてしまったら、カサレリアでお母さんやお父さんが帰ってくるのを待つことなんてできないのよ、ウッソ」とシャクティ。 一方その頃パラグライ…

義務としての戦争の恐怖―機動戦士Vガンダム 第1話「白いモビルスーツ」

機動戦士Vガンダム DVDメモリアルボックス 今作が作られてから21周年であるが、そんな半端な数字と無関係にこの連続レビューを開始する。当時の「毎週金曜夕方放送」にできる限りテンポを合わせる予定である。 ■ストーリー 汚染された地球を脱したはずの人々…

機動戦士Vガンダムが放送された1993年4月から1994年3月とは?

この頃の時事を箇条書き程度にまとめる。 1991年 12月:ソビエト連邦崩壊 1992年 ユーゴスラビア解体・ボスニア・ヘルツェゴビナ独立・内戦 1993年 1月:チェコスロバキア解体・山形マット死事件(少年法改正) 4月:Vガンダム放送開始 5月:サッカーJリーグ…

機動戦士Vガンダム 3

繋ぎの巻といった感じ。 「あこがれのお姉さん」のカテジナさんが敵のザンスカールにわたったり、主人公たちは故郷を去ったり、そしてシュラク隊が新たに登場。 シュラク隊は出てきたと思ったら戦死者が出たけれど、一遍にあまりにも多くの人物が登場してき…

機動戦士Vガンダム 2 (ASIN:B00012T0G2)

むやみやたらと陰惨なVガンダムの続き。 機体損傷で飛行不能になった仲間が飛べる無傷の僚機にしがみつくところを「見苦しい真似をするな」と斬り捨てる敵役が、決死の思いで戦っていた相手が子供だと知って自決するという話の後に「次回、『ギロチンの音』…

機動戦士Vガンダム 1 (ASIN:B00012T0FS)

シリーズもののアニメを何か見てみたくなってきたので、かなり面白かったserial experiments lainと同じ人が作っているTEXHNOLYZEを見ようかと思ったけれども、無かったのでしょうがなく第二候補のこっちに。 ただただひたすら執拗に人殺しを描くって感じで…