放課後は 第二螺旋階段で

モバイルでは下部のカテゴリ一覧を御覧ください。カテゴリタグによる記事分類整理に力を入れています。ネタバレへの配慮等は基本的にありません。筆者の気の向くままに書き連ねアーカイブするクラシックスタイルのなんでもblog。「どうなるもこうなるも、なるようにしかならないのでは?」

日記

メカ・ミリタリー博物学時代が終わり、次へのギャップが超えられない

kaidan2.hatenablog.com 2015年に書いた上記エントリで書いた調査研究の行き詰まりは5年が経過した2020年に至っても打開できずにいます。これを説明するにあたって「博物学から科学への移行ギャップを乗り越えられずにいる」と表現できます。 すなわち、知識…

Fate stay/night Heaven's Feel 第一章 presage flower を最速上映で見る

【Amazon.co.jp限定】劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] I.presage flower」(メーカー特典:「ジャケットイラスト使用A3クリアポスター」付)(オリジナル特典:「アニメ描き下ろしB2布ポスター」付)(完全生産限定版) [Blu-ray] www.fate-sn.com このblog…

2016年のインターネット・2017年の湾岸MIDNIGHT・まもなく揮発する文化

2016年という年は、自分が多くのものを投じてきたインターネットが終わってしまう、死んでしまうという事がはっきり見えた一年でした。薄々気づいていたとはいえ、それを受け入れるのは本当に寂しい。耐えることそのものが辛いほどに寂しすぎる。 なぜ終わっ…

2016年の特筆曲リストはもはやスタグフレーション

今年の音楽状況は「どんな曲でも聞けばだいたい面白いというのか、やりたい事が分かるけれど、かといって自分で思うがままに演奏できる楽器もなければ和音も出せないので何も再現できず、ただ巨大で高止まりした理解だけが押し寄せてくるままに流されている…

2016年登場ながらぎりぎりで聞けていない曲

今年は年末年始休みが極限まで短い日程配置のため、これを書いている段階でも未発売・流通・その他もろもろの関係で聞けていないけれど試聴の段階でおそらくベスト級の作品がいくつかあります。 binaria「diez」 http://binaria.net/diez binariaの同人音楽1…

自分のblogがあまりにも面白くないので10年くらい休止期間を取りたい

それ位に自分の文才のなさに絶望的なものを感じている。しかしながら書き続ける他に上達する術はなく、10年後には自分は歳を取りすぎているという現実から、ひたすらに続ける以外に道はない。確実な破滅への道を歩み続ける以外の道はない。

2015年初頭頃よりメカ・ミリタリー系への興味が著しく減退する

知識・調査が進むにつれ、防衛省戦史研究所や三菱重工、はてはロッキードマーティン、レイセオン、ラインメタル等々がどの程度のレベル感であるのか次第に分かるようになり、歴史学的手法・科学的手法そのものを身に付けるための5〜10年程度に渡る長期の充電…

diaryカテゴリ重点化の事を忘れてはいません。ごく短いものですがエントリを2つ追加しました。

なお諸都合によりおよそ6ヶ月以上は経過した内容でなければ執筆しません。 5月某日/人間になりたいとは思わない - 放課後ハ 螺旋階段デ(2015年) 9月某日・誰かのヒーロー・私以外にとって最良の日々 - 放課後ハ 螺旋階段デ(2014年)

『フリクリ』と私的ヒストリックカメラ

FLCL第3話「マルラバ」でサメジマ・マミ美が持っているカメラが私の幼少期を記録するために両親が使っていたのと同じもので、見かける度に様々な思い出が瞬時に甦ります。 そのカメラは「オリンパスXA」 1980年代特有のエレメカ感あるデザインのモデルです。…

大人のスタンスを身体で理解する

この日ローカルTVでインタビューに答えていた地元のフィギュア原型師・岩倉圭二が「ずっとやり続けるにはプロになるしかないんですよね〜」と仰っており「そうだな〜」とほぼ完全に肯定的に受け取った。 これを感覚的に理解した瞬間、もう自分は大人でしかい…

2015年に聞いた特筆曲リストは新奇性に乏しい

今年の音楽の聴き方については「アニソンを追いかけるのに忙しすぎて新しい世界に全く移動できなかった」と表現できる状態にあります。しかし、アニメ音楽は以前にも増して面白みを増しています。アニメ関係でありさえすればどんな音楽でも良いという状態が…

2015年に私的再ブームが到来した曲

新居昭乃「音叉」 毎年毎年再生数第一位ミュージシャンで一体どれだけ新居昭乃ファンなんだ!という感じですが、ルネ・マグリットの絵画の実物を見てこの曲が非常に具体的にイメージできるようになると良さが違います。 フジファブリック「記念写真」 志村正…

花澤香菜 祝!福岡初ライヴ記念オールナイトイベント 〜真夜中の凡人会議〜 レポ

イベントの概要 会場:T・ジョイ博多 登壇者:松岡超(まつおかわたる)(マネージャー・大沢事務所) 高橋祐馬(たかはしゆうま)(アニプレックス・ソニー・司会進行) 開催日時:2015年6月6日 23時開場 23時30分開演 29時(翌朝5時)終演予定 この日はAKB…

5月某日/人間になりたいとは思わない

この日は休みをとって姪の誕生日パーティーに参加した。 一家がきちんと「人生をしている」という事が、羨ましくって、でもそういうのとも違って、ただ丁寧に生きている様を見ていると泣けてきた‥‥

2015年の年初日記

今年の目標を一言にまとめるなら「力不足から来る悩みは、力を付けることでしか解決できない」です。(このエントリおわり)

2014年に聞いた特筆曲リストは薄い

2013年が豊作だった反動なのか、自分の時代が去る恐怖に囚われすぎたのか、空白期が突然訪れました。曲数的に非常に少ないものに。悲しいことにこの状況から脱する目処もついていません。 米津玄師「マトリョシカ」「MAD HEAD LOVE」 YANKEE (通常盤) 米津玄…

2014年に聞いた特筆曲リストに迷った曲

開拓に関して完全に行き詰まっております。 Lamp「A都市の秋」 https://soundcloud.com/lamp-japan/a-1 ずっと昔から好きだったような気がしてコメントできない。2014年リリースとは思えない、とても身体に馴染む曲です。北園みなみ編曲と相性が良い? 中原…

2014年の特筆曲ではないけれど記録はしたい曲

ほぼ全曲動画付きで非常に重いので畳みます。

篠原一の「ゴージャス」は懐かしくも強烈な文化押しを受ける自伝的小説だった。

ゴージャス作者:篠原 一メディア: 単行本 血液の足りない頭でボーッとしながら毛布でからだをくるみ、コップ一杯の白湯をいただいてから保健の先生の机の上に突っ伏した。熊川が保健室を出て階段を降りてゆく。チャイムの音‥‥向かいの建物の白い壁に光がゆれ…

12月某日日記 / diaryカテゴリ重点化

今回は普通に更新告知を行いましたが、次回以降は「diaryのカテゴリからX月辺りを見てください」というファジィな感じの紹介にする予定です。(数ヶ月の時差と複数回まとめ書きの関係のため) 9月某日日記 / 生きているオーパーツ - 放課後ハ 螺旋階段デ 7月…

12月某日日記 / 「収容所の小さな貴婦人」の修正記事を書いてblogを強化

私はインターネッターには珍しく、古い記事に手を入れるのが好き。 今回は2005年に書いた「収容所の小さな貴婦人」について、その物語の真相と由来が近年明らかになったため、9年越しの追記を行いました。「収容所の小さな貴婦人」と呼ばれた話 - 放課後ハ …

日記好きの日記公開嫌いが書き始めるには

11月某日 最近ネット周りでは日記ルネサンスが花開いている。これは読者にすぎない私から見ても確かに面白く、今はある種の文学として、数年後には記録あるいはアルバムのように残り特に素晴らしい文化だと思う。 しかしながら、私自身が日記を書くことにつ…

10月某日日記 / 「攻殻機動隊 大原画展」に行く

大友克洋の原画を見た時以来の「マシンで出力したような」綺麗さである。あまりにもそつがなく言うことがない。印刷された複製原画が混ざっていてもおそらく分からないだろう。否、SAC1 の分だけはそこまでのものではないか。これだけがかろうじて人間の手で…

9月某日・誰かのヒーロー・私以外にとって最良の日々

とてもいいタイトルなのですが、本文が行方不明になってしまいました。 紙の手描き版は現存するはずなので発見次第加筆しますね。 私の日記は twitter・txtファイル日記・大学ノートの紙日記の3つを突き合わせないと完成しないもので‥‥ (敬老の日で、誰もが…

9月某日日記 / 生きているオーパーツ

ついにバイクが納車された。私が判子を押すか押さないか以外の全てを整えてからさらに半年は経過してからの行動で、何の意味のない大きな隙間を空けてしまった。「今日が残りの人生で一番若い」とは言うのだけれど……。それはともかくとして、導入に成功した…

7月某日日記 / 雪国の裏返し

ひどく憂鬱だ。感性を失ってしまった。 赤ちゃんを預かっても、それほど感動はしない。ただ、子育てを越える正義はこの人類世界にはないだろうという思いはあった。 雪国の人が冬家の中に閉じこもるように、私は夏に出たくない。

3月某日 / 大刀洗平和記念館で零戦を見る

大刀洗平和記念館は大戦中の一大練習飛行場の跡地であり、九州飛行機の震電開発の拠点だった事も全面に押し出しています。建築年代が新しいためか、零戦がうまく太陽光を受けてきらきらと輝いて見える、光線にかなりこだわった配置が特徴的です。 メイン展示…

2014年年頭所感

あけましておめでとうございます。 2013年でさえ未来すぎると感じていた中で到達してしまった2014年。今のような状況でこの時代を迎えるなど露ほども予想していませんでした。問題解決のリミットは数年前に切れていた。 不可知領域への到達。 ここからは、前…

2013年に聞いた特筆曲リスト その3(終)

メリークリスマス。 こうリストにしてみると新曲に対する素早いインターセプトに全く力を入れていないと一目瞭然ですね。時間を置いて単純接触効果が出続ける間に好きな曲とそうでもない曲が自然と分かれてくるという「ふるい」方式で探しているのでしょうか…

2013年に聞いた特筆曲リスト その2

1でそうだったように発売年と聞く音楽の間にほとんど繋がりがなくなっています。 基本的にはハーモニーの面白さ偏重型かな? AZUMA HITOMI「ハリネズミ」 TVアニメ「フラクタル」が忘れられてもこの曲は残って欲しいですね。一人称僕女性歌唱曲特有の匿名性…