2010-01-01から1年間の記事一覧
この曲はアニメ『DARKER THAN BLACK 流星の双子』のOPテーマで知りました。 一人称ぼくの女性ボーカルは抵抗なくすっと心に差し込んでくるのと、実在しえない少年のような声質と、虚無と孤独と焦燥感の混じり合った歌詞世界の完全な相乗効果が何度でも効きま…
ファンになったきっかけは『それでも町は廻っている』のOP。 独特なタイミングの取り方(具体的な原理不明。動き始めと動き終わりの枚数が多め?)と、上下左右に向き直る途中の位置でも破綻が無さそうな三次元的に把握された人体造形が見事。 そしてコンテ段…
こんな感じの画材です。油彩画で絵の具を盛ったり伸したり削ったりするのに使います。 キュビズム系の絵画で多い無機的なタッチはペインティングナイフで描かれたのではないかな〜という漠然とした予想をしていました。ストロークが画面に残り、テクスチャも…
昨日の自分が過去形の他人になる「最近のブーム」方式は思考が自由になる。 年末なので、書ける状態になったもの、書いておきます。
12月5日よりその時々の私的な「最近のブーム」を掲示する欄をサイドバーに設置しています。 ブームが一段落した頃に書き換えて、それまでに得たものをエントリにまとめて自分の思考のアルバムとする予定です。 この方式は回想的な「その時はこう思っていた」…
この芸術家は美術館のロシア・アヴァンギャルド関係の展示で知りました。 構図だけがある抽象絵画を受けての、構造だけがあり機能は無い架空の建築物「アルキテクトン」の構成に感動したのです。 ガンダムなどのSF系模型では、フォルムはそのままにディテー…
我々はなぜ戦争をしたのか (平凡社ライブラリー)作者:東 大作発売日: 2010/07/09メディア: 単行本(ソフトカバー) ベトナム戦争終結から20年以上が経った1997年に行われたロバート・マクナマラらアメリカ・ベトナム間代表者対話を取材して作られた本書で、…
キャラクターデザイン・絵コンテ・演出・作画監督は梅津泰臣。*1 現実を抽象化して表現する思考法について説明するのに不可欠なため大きい画像を引用した。 (画像4枚で5MB位あり重いので畳みました) *1:2010年10月の最近作『それでも町は廻っている』のOPが…
空のよもやま物語―空の男のアラカルト (光人社NF文庫)作者:わち さんぺい発売日: 2008/08/01メディア: 文庫 著者は民間の航空機整備学校のち陸軍航空審査部で終戦まで勤務。 ターボつきの百式司令部偵察機IV型*1や、陸軍空母の艦載哨戒機になった三式指揮連…
日本語版DVD・BDがないのは問題といえるくらいに濃い解説番組。*1 非常に興味深かったので視聴メモを掲載。 モンタージュ効果の実効力 ただ何かを見つめているだけの男の後に繋ぐ画面によって、飢えてスープを食べたがっている、子供を優しく見つめるといっ…
Amazon.co.jp: シベールの日曜日 ブルーレイ [Blu-ray] 神話のような物語に感動。 幻のような…詩のような…絵画のような……。 理解を文字の形で固定できない。 元戦闘機パイロットのピエールは、インドシナ戦争で爆撃地点にいる子供と目が合った瞬間に撃墜さ…
RSS設定に気がつかず部分公開設定にしていた期間があったためか、リンク元によるとYahooPipesで全文化して見ている方が結構いるようですが、今は普通にRSSを取得しても大丈夫です。
これはドラッグの映画ではない。愛とアクションの映画である。 『CANNABIS(大麻)』が『ガラスの墓標』になるのは一体どういうことなのか分からないけれど、その飛躍が映画史に残る見事な邦題です。 冷たい美しさのある邦題にふさわしく、主演のジェーン・バ…