放課後は 第二螺旋階段で

モバイルでは下部のカテゴリ一覧を御覧ください。カテゴリタグによる記事分類整理に力を入れています。ネタバレへの配慮等は基本的にありません。筆者の気の向くままに書き連ねアーカイブするクラシックスタイルのなんでもblog。「どうなるもこうなるも、なるようにしかならないのでは?」

2010-01-01から1年間の記事一覧

ステレオポニー『ツキアカリノミチシルベ』 / 最近のブーム 2010年12月13日より

この曲はアニメ『DARKER THAN BLACK 流星の双子』のOPテーマで知りました。 一人称ぼくの女性ボーカルは抵抗なくすっと心に差し込んでくるのと、実在しえない少年のような声質と、虚無と孤独と焦燥感の混じり合った歌詞世界の完全な相乗効果が何度でも効きま…

梅津泰臣 / 最近のブーム 2010年12月5日より

ファンになったきっかけは『それでも町は廻っている』のOP。 独特なタイミングの取り方(具体的な原理不明。動き始めと動き終わりの枚数が多め?)と、上下左右に向き直る途中の位置でも破綻が無さそうな三次元的に把握された人体造形が見事。 そしてコンテ段…

ペインティングナイフ / 最近のブーム 2010年12月5日より

こんな感じの画材です。油彩画で絵の具を盛ったり伸したり削ったりするのに使います。 キュビズム系の絵画で多い無機的なタッチはペインティングナイフで描かれたのではないかな〜という漠然とした予想をしていました。ストロークが画面に残り、テクスチャも…

昨日の自分が過去形の他人になる「最近のブーム」方式は思考が自由になる。 年末なので、書ける状態になったもの、書いておきます。

最近のブーム

12月5日よりその時々の私的な「最近のブーム」を掲示する欄をサイドバーに設置しています。 ブームが一段落した頃に書き換えて、それまでに得たものをエントリにまとめて自分の思考のアルバムとする予定です。 この方式は回想的な「その時はこう思っていた」…

カジミール・マレーヴィチ / 最近のブーム 2010年12月5日より

この芸術家は美術館のロシア・アヴァンギャルド関係の展示で知りました。 構図だけがある抽象絵画を受けての、構造だけがあり機能は無い架空の建築物「アルキテクトン」の構成に感動したのです。 ガンダムなどのSF系模型では、フォルムはそのままにディテー…

「我々はなぜ戦争をしたのか 米国・ベトナム 敵との対話」 東大作

我々はなぜ戦争をしたのか (平凡社ライブラリー)作者:東 大作発売日: 2010/07/09メディア: 単行本(ソフトカバー) ベトナム戦争終結から20年以上が経った1997年に行われたロバート・マクナマラらアメリカ・ベトナム間代表者対話を取材して作られた本書で、…

大きくてもリアリティのある目の表現 / KITE LIBERATOR の場合

キャラクターデザイン・絵コンテ・演出・作画監督は梅津泰臣。*1 現実を抽象化して表現する思考法について説明するのに不可欠なため大きい画像を引用した。 (画像4枚で5MB位あり重いので畳みました) *1:2010年10月の最近作『それでも町は廻っている』のOPが…

「空のよもやま物語―空の男のアラカルト」 わちさんぺい

空のよもやま物語―空の男のアラカルト (光人社NF文庫)作者:わち さんぺい発売日: 2008/08/01メディア: 文庫 著者は民間の航空機整備学校のち陸軍航空審査部で終戦まで勤務。 ターボつきの百式司令部偵察機IV型*1や、陸軍空母の艦載哨戒機になった三式指揮連…

カッティングエッジ 映画編集のすべて 視聴メモ

日本語版DVD・BDがないのは問題といえるくらいに濃い解説番組。*1 非常に興味深かったので視聴メモを掲載。 モンタージュ効果の実効力 ただ何かを見つめているだけの男の後に繋ぐ画面によって、飢えてスープを食べたがっている、子供を優しく見つめるといっ…

シベールの日曜日 Cybele ou les Dimanches de Ville d'Avray

Amazon.co.jp: シベールの日曜日 ブルーレイ [Blu-ray] 神話のような物語に感動。 幻のような…詩のような…絵画のような……。 理解を文字の形で固定できない。 元戦闘機パイロットのピエールは、インドシナ戦争で爆撃地点にいる子供と目が合った瞬間に撃墜さ…

このblogのRSSフィードは全文配信

RSS設定に気がつかず部分公開設定にしていた期間があったためか、リンク元によるとYahooPipesで全文化して見ている方が結構いるようですが、今は普通にRSSを取得しても大丈夫です。

ガラスの墓標 CANNABIS

これはドラッグの映画ではない。愛とアクションの映画である。 『CANNABIS(大麻)』が『ガラスの墓標』になるのは一体どういうことなのか分からないけれど、その飛躍が映画史に残る見事な邦題です。 冷たい美しさのある邦題にふさわしく、主演のジェーン・バ…