放課後は 第二螺旋階段で

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「ストーカー」 アルカジイ&ボリス・ストルガツキー

ストーカー (ハヤカワ文庫 SF 504)
Amazon.co.jp: ストーカー (ハヤカワ文庫 SF 504)


 一人称視点廃墟探索アドベンチャーシューティングゲームS.T.A.L.K.E.R.」の原作本。

 極度に高度な何者かが「来訪」し地球人と接触せずに去った跡には何が起こるのか分からない地帯「ゾーン」が残された。そこの遺物をあさる人々「ストーカー」の話。

 原題は「路傍のピクニック」。人間がピクニックをした後に残した物を意味も分からず漁る虫のようにストーカーたちは何者かが残した「ゾーン」を漁り、そして残された物の意味も理解できない。

 こういう理屈を考えなくとも、危険地帯を探検するということそのものも楽しい。重力異常罠を見つけるためにボルトを投げたり。