空気視点で見ると
- 吸気
- 12段軸流タービンで圧縮・高圧をかけられる
- 水平対向12気筒2ストディーゼルエンジンで燃焼・クランクシャフト回す→プロペラ回して推力発生
- 燃焼しながら掃気される*1
- 燃焼しながら掃気されたガスが排気タービンを回す。*2この排気タービンは、2の軸流タービンを駆動し、3のクランクシャフトに回転力を戻す*3
- 排気されて推力発生
だいたいこういう流れになっているようです。
また、離陸等高出力時には、水・メタノール噴射も行われていたとのこと。(これは2と3の間かな?)
- 軸流タービンで高圧をかけることで吸気・掃気する。
- シリンダー内で燃焼している途中で排気ポートを開けてしまっても、そのエネルギーはそれより後の排気タービンで拾われ、クランクシャフトに戻されるので、効率的に問題が無い。
この理屈が分かるまで手間取った・・・
関連旧エントリ
http://d.hatena.ne.jp/kanabow/20051023
(「ノーマッド」エンジンの解説文は、ここと同じものをコピーして追記してあります)