放課後は 第二螺旋階段で

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「機動戦士ガンダム 2」

 前も書いたけど何故DVDが無いのかな・・・?
 第二巻には4〜7話、「ルナツー脱出作戦」「大気圏突入」「ガルマ出撃す」「コアファイター脱出せよ」を収録。


第4話「ルナツー脱出作戦」

 機密兵器ガンダムを使ったせいで不条理にも逮捕されるホワイトベースの子供たち。逮捕する連邦軍の士官は、そうする他ない緊急事態だったということを分かろうともしない。
 ホワイトベースの人々が拘置所(?)に入れられている間にシャアの襲撃。そしてゴタゴタの間に脱出し実力を見せ、連邦軍士官から認められる。


 ラストでホワイトベース隊を認めた士官の「ジオンとの戦いがまだまだ困難を極めるという時、我々は学ぶべき人を次々と失ってゆく。寒い時代だと思わんか?」というセリフが好き。

第5話「大気圏突入」

 ホワイトベースは地球へ降下することに。そしてそれを阻止するシャア。

 ガンダムに乗るアムロは能力が足りず大気圏まで落下する失敗をしてしまうが、今回も機体の性能に助けられ生還する。「ガンダムでなければ死んでいた」というシチュエーションが多いですねこの作品。


 「ク、クラウン。ザクには大気圏を突破する性能はない、気の毒だが。しかしクラウン、無駄死にではないぞ。お前が連邦軍モビルスーツを引き付けてくれたおかげで撃破することができるのだ」と仲間に死亡宣告するシャアは、戦闘力だけでなく思考も熟練者らしい酷薄さ・・・


 シャアザクが出ると、弾切れのバズーカを投げつけられて動きを抑えられたり、斧でガンダムのバズーカを叩き切ったり、ガンダムが盾で斧を受けて半分刺さったところで下がってかわしたり、飛び蹴りを入れたりと、アクションシーンの多彩さで素晴らしく楽しくなる。
 自分の能力と無関係に希代の名刀を持つことになった天才剣士の卵のアムロが、ぼろぼろの刀でかかってくる達人剣士のシャアとの対決で成長していく「剣豪モノ」としての楽みはガンダムの楽しさのうちの一つだとおもう。

第6話「ガルマ出撃す」

 前話での攻撃によりジオンの勢力圏内に降下してしまったホワイトベース。前話までは元気そうだったのに、今回は一気に精神的に疲れきってしまったアムロは、狂ったように暴れ戦う。だが、ガンダムは強いので死ぬこともない。
 シャアは友達だと思っているガルマのお坊ちゃんすぎさを少しバカにしつつ*1も、入浴や食事という親しい人としかしないことをガルマの元でする。面従腹背な行動。

第7話「コアファイター脱出せよ」

 電波も通じないジオン勢力圏内で孤立するホワイトベース隊は、連邦本部と連絡をとるためにコアファイターを衛星軌道まで射出することに。でもシャアに行動を読まれたり操縦をするアムロが参ってしまったりで失敗。
 そして、ホワイトベースの避難民の老人たちは、地球に着いたのだからとにかく早く降ろすようにと騒ぎ出す。


老人 「安全な所を見つけて我々を降ろせばすむんじゃないのかい」
アムロ 「あなた方は自分のことしか考えられないんですか?」
老人 「子供に年寄りの気持ちがわかるか」
アムロ 「誰が、自分だけの為に戦うもんか。皆さんがいると思えばこそ戦ってるんじゃないか。僕はもうやめますよ?」
この、一生懸命やっても「そんなことどうでもいいから」と言われることへの苛立ちが出たやりとりが好き。


 「テクノライズ」のとき1巻3話収録だったから、「ガンダム」も同じように3話収録だと思ってしまってこの話を見逃しそうに・・・

放送局の映像付き各話あらすじ(1〜15話まで)

http://www.nagoyatv.com/gundam/uc/t2_uc.html


全話レビューになりそう

何がどう面白かったのかをつけていけば、自分にとって何かタメになるだろうと思ってチョコチョコ書いてみたら、段々えらく長くなってきた。
でも、感情表現が病的に苦手で上手く書けないのがくやしい・・・上手くなりたい。

*1:なぜバカにしている態度に見えるのか自分で分からなかった・・・