村人達が次々と失聴する。雪深き静かな山村。その静寂には、音を喰い尽くす蟲が関係していた・・・。
第一巻収録のこの話は、既刊6巻の原作全体の中でも特にお気に入り。
- 「聴覚」がテーマになる今回は、音があるアニメになると原作を覚えていても質が違った面白さに。音の変化で見ていて一瞬戸惑わされるところは良かったけれど、変化している時間がちょっと短かった?
- 時間数的にこれ以上が不可能なくらいの出来だと思う。原作は40ページくらいあって理屈や昔の話をしている場面が多いものなので、25分アニメにするには長い。長いのでやっぱりちょっと説明調。*1
- 短縮されると、「奇病」の原因を「探る」というミステリ性が前面に出てきて、「奇病」や「解決」を描写するのに使える時間が減って、人間ドラマがやや省略されてしまう?
- 煙草(のようなもの)を吸う主役キャラって今時珍しいかも。
- ギンコの中の人怖すぎです(笑)http://www.rikitakeuchi.com/actor/actor-4.html
- 第二話は見逃しました。
*1:原作を読み直してみたら、絵の量に対して文字の情報量が特に多いシナリオだったので、これ以外の道は無さそうです。