放課後は 第二螺旋階段で

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あしたのジョー 第6話 「燃えろ! 左ジャブ!」

あしたのジョー DVD(2) ~TOMORROW’S JOE~
 「馬鹿野郎畜生出しやがれ!」精神科医の診断の結果、独房に延々と入れられたジョーは力を持てあまし、ドアに体当たりをして大暴れ。

 その間に丹下段平は黙々と「あしたのために その2」という手紙を作る。「ジャブで突破口を開かばすかさず右ストレートを打つべし・・・・・・」


 その手紙を精神病院から拘置所に行くまでの間に直接受け取ったジョーは、段平の目の前で封筒を開けもせずに真っ二つにして破り捨ててしまう。*1
 「金輪際ボクシングなんかやるかよこの野郎!」


 刑務官に連れられて拘置所の大部屋にまたまた気楽な調子で入ったジョーは、入室早々に先に入っていた奴や、リーダー格のマンモス西の指示により、拘束されて様々な暴行を受ける羽目に遭う。


 ジョーが手元から離れてしまった段平のほうは、再び酒浸りの日々に戻ってしまう。「貴様なんかこっちから願い下げだ馬鹿め!」
 「貴様なんかのたれ死んでしまえ!」言葉ではそう言うが、悔しさと惜しさに涙を流す。


 そのころ拘置所で夕食の時間となったジョーは、先にいた奴から「皆さんよろしくお願いしますと頭を下げろ」と言われ、いいかげん頭に来てそいつの頭に給食の豚汁をかける。
 そのことが発火点となり、リーダー格マンモス西は部屋の手下全員をかからせるが、ジョーは一瞬のうちに全滅させてしまうのだった。
 マンモス西本人もジョーに挑むが、パンチにあわせて身体を突っ込ませるカウンターの押しから始まるラッシュを受け、一方的にぶちのめされてしまう。
 おまけに「面倒だから起きてもらおうか。俺の腹の虫がまだ治まってないんでね」「『あしたのために その1 ジャブ』を実地に試させてくれ」と、起きあがったところをジャブの連打で血みどろになるまで打たれてしまう。
 ジャブのあまりの威力に、ジョーはついに「気に入ったよおっさん」と言う。


 ジョーが「あしたのために」で拘置所の人間を打ちのめしたという噂を聞いた段平は、手紙が有効だと分かり、再び熱心に手紙を書き始める。涙を流すほどに・・・・・・
 「ストレートは打った時と同じスピードで戻すべし」


 「ジョーはこの手紙を必ず読む。そして技を身につけるんだ!」


マンモス西という名前について

 今回便宜上「マンモス西」という固有名を使いましたが、実際の描写は「大柄でリーダー格の男」というだけです。(たしか)


これはいわゆるツンデレってやつですか?

 丹下段平からの手紙は矢吹丈にどう扱われたのかというと・・・・・・

  1. 一通目は見た直後に破り捨てられる。
  2. でもやっぱり直して読まれて実行される。
  3. でも手紙に乗せられているのが嫌で実行を止める。
  4. 二通目は開けもせず破り捨てられる。
  5. 二通目を破り捨ててから一通目の効果に納得。それが噂で伝わる。
  6. 二通目は熱心に再送される。(←今ここ)
  7. でもその二通目も拒絶される。(ここからは第10話で)
  8. と思ったけどやっぱり手紙を送ってくれと言い出す。

 

先行きに関する疑問

 いかにもストイックな力石徹は、一体何の罪で重罪者向け少年院に入ったのやら。

*1:この展開、タイミングがタイトすぎます。