Amazon.co.jp: 「常識」の落とし穴 (文春文庫)
1980年〜1988年あたりの雑誌や新聞の連載をまとめたものっぽい内容。
当時の国際情勢や社会の評論中心で、そのころの空気を知りたい人以外は今これをわざわざ選んで読む意義は薄いと思います。
59の項のうち特に面白かった項を2つ紹介。(うまい書評の書き方が分からないのでこれが手っ取り早い)
国が過疎地域を指定→そこを相続税0にする→金持ちが移住→金持ちは移住先の過疎地でドンドンお金を使うのでそこが発展する→過疎地域に金持ち以外の人も増える→都市の過密も解消
金持ちは現実にいるのだから、そこから何か取るより利用しようという考え方。
日華事変の時、中国の各村の村長は3本の旗を持っていた。日本軍が来れば日章旗を、共産軍が来れば五星紅旗を、国民党軍が来れば青天白日旗を掲げる。どんな旗を掲げていようとも自分は自分で変わりない、という上手い無関係性を持つ中国人のしたたかな要領良さ・・・・
日本も昔は似たような具合だったけれど、明治ごろに近代化に都合が悪いからと武士道的忠誠心を庶民にもあたらしく作ったとか。
(読み違いあったらゴメンナサイ)