放課後は 第二螺旋階段で

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時間のかかる書評

 スタニスワフ・レムの「虚数」についてじりじりと制作中・・・・・・
 文章力や表現力で劣っているからどうしても引用部が長くなりがちで、それを調節したり。
 自分の批評論や哲学についての知識がごくごく薄いものでしかないので、自分の「感心」に対しても、自分の中に「本物の批評家」や「本物の哲学者」といった存在を想定して「キサマ等の居る場所は既に我々が2000年前に通過した場所だッッッ」という意味合いの批判をさせてしまうのでなかなか進まなかったり。
 ウィトゲンシュタインの「論理哲学論考」も読んだことが無い自分は人間失格なのかもしれないと考えるようになったり。


 あと、スタニスワフ・レムがよく書く「非人間的知性」が気に入っているのと、下の「ミュータント的とも言える先鋭的さ」は自分の中ではほぼ直接に繋がっていると思います。「人間性」を捨てて「人間性と呼ばれるものによく似ている理想の自我」を求めようとする感性です。