放課後は 第二螺旋階段で

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ファミコンウォーズDSのミリタリーマニアっぽさとそれのゲーム化の上手さ

陸上部隊の移動方式が装輪と装軌で分けられた

 装輪車は平地でも道路でなければ足が遅くなって移動に手間取ってしまうところは芸が細かい。

バズーカ兵

 無装甲だけど戦車砲並の火力のバズーカを携行していて、攻撃で先攻になると軽戦車の半分以下の価格なのに重装甲で高額な重戦車にさえ打撃を与えられるけれど、防御側で後攻になれば軽装甲で安価な「偵察車」にも蹴散らされてしまう。
 このユニットのハイリスクハイリターンな感じはゲーム的に面白い上にリアルっぽさがあって好き。

無装甲<軽装甲<<中装甲<<<重装甲<<<<超重装甲

 装甲の効果の格差が広げられて、以前は無装甲ユニットでも重戦車に少しは打撃を与えられたし、全滅させられることも無かったけれど、今作ではカスリ傷もつけられない上に100%ダメージを受けて木っ端微塵に粉砕されてしまうほどの格差に。
 これとバズーカ兵の項に書いた先制攻撃有利ルールと、マップの生産拠点数の少なさとが相俟って、自分の弱装甲車輌の大群が敵の硬い重装甲車輌一つの突入で蹴散らされてしまうと損失補填の困難さでヒイコラしてしまう。このヒイコラしてしまう感じが好き。