放課後は 第二螺旋階段で

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絵の練習日記 / デッサンとは何か

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%B3

優れたデッサンを模写することはデッサンとは呼ばない。 デッサンの重要点に、着眼点が存在する。その着眼点の(気づき)の数をどれだけ保有しているかが、デッサン力の有無といって過言ではない。その着眼点とは、ムーヴマン(動勢)、マッス(量塊)、フォルム(形)、ボリュム(量感)という、石膏像が石膏像、人物が人物、静物が静物たりうる理由としての根源、絵画上になりたつ理由としての主だった着眼点として存在する。技術は適所にある事で成立するが、この(意識)の問題は、理解と時間無しには成り立たない。その理解のうえでの技術、デッサンならば、多少稚拙、技術足らずでも、表現を近しめることが可能になる。重要なのは意識にあり。意識という技術にある。

 Wikiペディアの「デッサン」の項の記述は熱い。やる気が失せそうになったときでも、このことを思い出すと頑張れそうな気がするよ。