放課後は 第二螺旋階段で

モバイルでは下部のカテゴリ一覧を御覧ください。カテゴリタグによる記事分類整理に力を入れています。ネタバレへの配慮等は基本的にありません。筆者の気の向くままに書き連ねアーカイブするクラシックスタイルのなんでもblog。「どうなるもこうなるも、なるようにしかならないのでは?」

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

バニシング・ポイント

主人公コワルスキーの仕事は東海岸デンバーから西海岸サンフランシスコまでの自動車の陸送をすること。金曜日の夜に東海岸を出発し、月曜日の朝に西海岸へ着けばいい。 しかし、彼は友人と賭けをする。日曜日の朝には着いてみせる、と。 そして彼は超高速で…

レナードの朝

http://www.cam.hi-ho.ne.jp/la-mer/pro-lena.html ものすごく細かい解説サイトがあるので自分が書くまでもなし。。。 この映画は見終わった後「生きる」を見た時以来のヨレヨレになってしまいました。 120分が本当に短かった!短すぎる!なぜ短い!もっと長…

「リンダキューブ ハッピーチャイルド」の復刊交渉動き出す

内容は非公開のため不明ですが、メールや電話でのやり取りが何度か行われている模様。 古書がプレミア価格で取引されている現状なので、復刊されたら非常にうれしい。 復刊ドットコムのページ http://www.fukkan.com/vote.php3?no=11735 アマゾンのページ。…

「ネリモノ広告大全 ちくわ編」 中島らも

Amazon.co.jp: ネリモノ広告大全 (ちくわ編) (双葉文庫) 完全に燃え尽きるまでエッセイを書いた中島らもが最初に売ったエッセイの本。 蒲鉾や竹輪を売る会社「カネテツデリカフーズが出していた広告「啓蒙かまぼこ新聞」のスペースを借りて書いていたそうで…

「のほほん人間革命」 大槻ケンヂ

Amazon.co.jp: のほほん人間革命 (角川文庫) オーケンが人間革命してみるために、合法ドラッグのサボテンやら占いやらUFOやら盗聴やら、オカルト・ニューサイエンス系を体験エッセイ。 後半の対談に出てくるカゼッタ・F・岡って今何してるのかな?というか…

「巨人たちの星 (創元SF文庫 (663-3))」 ジェイムズ・P・ホーガン

Amazon.co.jp: 巨人たちの星 (創元SF文庫) 冥王星の彼方、ガニメアンが移住したと思われる星から再び通信が届き始めた。しかもその通信は地球の通信コードと言語を用いたものだった。 しかし地球側は今までにその星と接触を持ったことが無い。このことが…

農道にぽつんと建つ「ガンダム石碑」の謎

http://excite.co.jp/News/bit/00091121275178.html 「ガンダムのテレビに見入る児は六才 戦死とは何ぞ我に問いたり」 ガンダムの世界そのものと戦争を知る世代と知らない子供とのギャップとが相俟ってかなりの鋭利さを感じる句。

「機動戦士ガンダム 6」

20〜23話。 第20話「死闘! ホワイト・ベース」 司令官マ・クベから新型MS「ドム」をまわしてもらえず、ランバ・ラルは仕方なくホワイトベースへ白兵戦を挑むことに。 ランバ・ラルは「いや、このランバ・ラル、例え素手でも任務はやりとげてみせると、マ・…

「IS 1―男でも女でもない性」 六花チヨ

確率として2000人に1人。 声も出せずに震えている私達を知ってください。 インターセクシャルをテーマにしたこの漫画は、非常によく調べられて書かれたフィクションではなく、ノンフィクションにフィクションを継ぎ足したものなのではと思った。それくらいの…

敬称等略です。

「教えてください。富野です」 富野由悠季

Amazon.co.jp: 教えてください。富野です 「機動戦士ガンダム」等の監督であると同時に異様な熱意を持った思想家でもある富野由悠季が色々な一流の人々と対談本。 富野由悠季への興味で読んだこの本をきっかけに全く知らなかった仕事とその仕事の意義や理念…

8月19日の「BS2 朝までガンダム」までにはファーストガンダム全話レビューを終らせたい次第であります。http://www.nhk.or.jp/manga/main.html 「全話レビュー」ということをする際参考にした・したいサイト Pulp Literature このサイトが以前Zガンダム全話…

TV番組「ワールドビジネスサテライト」の軍用ロボット特集見た

爆弾処理や偵察等の作業を行う軍用ロボット「iRobot パックボット」が一台5万ドルだという記事を以前見てそれを自サイトに掲載したけれど、ニュースで1300万円と言われていてどちらが正しいのか迷ってしまう。ジェーン年鑑か何かを見て書いたんだけどなー。…

「遙かなり神々の座 (ハヤカワ文庫JA)」 谷甲州

Amazon.co.jp: 遙かなり神々の座 (ハヤカワ文庫JA) やたらシビアな登山シミュレーションゲーム「蒼天の白き神の座」のノベライズ。ではありません。 でも「蒼天の白き神の座」で登山に興味を持った自分が読むのにはピッタリのタイトルのネパールを舞台にし…

最近流行りのモヒカン族チェックをやってみた

モヒカン族だと結果が出てそれについてエントリを書いた直後、そんなチェックやってる時点でモヒカン族じゃないやと気づいて消去。 http://ryak.net/fun/mohicancheck.html

「栗林かなえの犯罪 (PFコミックス)」 吉野朔実

水族館で出会った言葉をしゃべらない謎の美少女・かなえに、エリート会社員の樋口は心を引かれた。筆談でかわす会話は新鮮で刺激的だった。やがて彼女のすべてを知りたいと思うが・・・。表題作他、「誰もいない野原で」「ピンホール・ケイブ」「プライベー…

「未知の剣 陸軍テストパイロットの戦場」 渡辺洋二

Amazon.co.jp: 未知の剣―陸軍テストパイロットの戦場 (文春文庫) 第二次世界大戦時、日本陸軍にはトップクラスのパイロットばかりを集めて新兵器のテストを行う「航空審査部戦闘機隊」という部隊が存在した。 この本はその部隊の関係者への聞き書きを中心に…

ドラマ「女王の教室」が面白い。だがしかし・・・

作品としては、天海祐希演ずる最強教師のエキセントリックさや、教師独裁の閉塞感とそれを上手くすり抜けた時の意外性や爽快感が出ていて面白いけれど、最強教師のロジックが自分を神経症にさせているものと全く同じなので、見ていて心のヘンな所のハッチが…

「レ・ミゼラブル」読むなら?

わたしが読んでいるblogのうち幾つかで突如取り上げられ、そして以前ミュージカルを見た時すごく面白かったのを思い出して、「レ・ミゼラブル」が無性に読みたくなってきた。 2400ページくらいあるメチャ長い小説で、読みやすい訳のものを選ばないと読みきれ…

「蝿の王」 ウィリアム・ゴールディング

Amazon.co.jp: 蠅の王 (新潮文庫) 風呂で髪を洗うために目をつぶっているとき、何者かが後ろから襲いかかってくるという妄想で恐怖を感じたことがある人はよくいるでしょう。 そしてその時、後ろから何者かに微かに触れられたりしたときに感じる恐怖。 普段…

オタク検定試験開始。

http://d.hatena.ne.jp/crow_henmi/20050706#1120605630 ぼくはオタクになれないということにコンプレックスを感じているので、せめて他人からの認定がされれば、という理由でちょっと受けてみたい。 でも、最近のオタクの定義ってキャラクター文化(上手く…

「銃夢 OVA」

OVAは「ユーゴ編」に「マカク編」のアクションだけを少し足して60分ほどにまとめたもの。 とても仔細なあらすじ解説サイトへリンク・・・ http://www10.plala.or.jp/BAMBOOH/OUTSIDE/GUNNM.html シナリオは仔細な解説サイトに任せて、箇条書きで自感想。 ガ…

「ツール・ド・フランス」スタート

毎年恒例の、長い長い長いレースの始まり。*1 ランス・アームストロングはこれで勝って引退する気でいるらしい。 ぼくが自転車競技に興味を持ったときに超メジャーだった選手は最近次々と引退しているようなので、それがちょっと寂しい。マリオ・チポッリー…

ファミコンウォーズDSのミリタリーマニアっぽさとそれのゲーム化の上手さ

陸上部隊の移動方式が装輪と装軌で分けられた 装輪車は平地でも道路でなければ足が遅くなって移動に手間取ってしまうところは芸が細かい。 バズーカ兵 無装甲だけど戦車砲並の火力のバズーカを携行していて、攻撃で先攻になると軽戦車の半分以下の価格なのに…

ファミコンウォーズDS日記

キャンペーンで「もののけ姫」のシシ神様みたく何でもかんでも飲み込むスライムユニットが出るマップまで到達。スライム先生は隠れているステルス機さえ一口でペロリ。 どんなものでも一口でペロリと食われるけれど、逆に言えばどんな部隊でも食うのに一口か…

インプット・アウトプット

物語一つから汲み出せるものの量が今年に入って以前と比べられないほど増大したので、それを使って自分で小説を書いてみようと思いプロットを書き始めてみた。いわゆる「ファーストコンタクトSF」系な話。 書いてみての感想 SFやファンタジーはパターンが簡…

「蟲師 第6巻」 漆原友紀

年に一巻しか出ないけれど、それが良いと言えるクオリティの漫画もついに6巻まできた!スゴイネ。 アニメ化されるそうですが、どこが作るのかな?「灰羽連盟」を作ったところ*1だと何となく似合いそうな気がする。 そう思って検索してみたところ、「アートラ…

森博嗣「ダウン・ツ・ヘヴン Down To Heaven」発売

ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven森 博嗣 中央公論新社 2005-06 真っ黒な 澄んだ瞳。 その中に、 空がある。 そこへ 墜ちていけるような。 「スカイ・クロラシリーズ」第三部。航空小説はサン・テグジュペリとロアルド・ダールと、そして森博嗣が三強だと…